学校日記

シリーズ授業改善 総合的な学習の時間

公開日
2024/01/24
更新日
2024/01/25

学校日記

 シリーズ4回目の今日は、総合的な学習の時間です。

 クラス 1年A組
 テーマ 未来の社会を考えようSDGs学習
 授業者 八重沢みづ穂

◇テーマ及び本時の構想
 より良い社会や地球環境の創造と実現に向けた方策の探求を基本としてます。知識及び技能の中心を以下の3点にしました。
・SDGsについて学び,世界,日本,地域における様々な現状や課題を理解する。(地域を知る:なりたち,良さ,課題,)
・課題探究に向けた必要な情報を収集し,仲間との意見交流を通して,自己の考えを深める。
・将来の社会や自分について想像しながら,自己の適性を知り,様々な職業について学ぶ。               
 本日は、1月28日(日)に新潟日報メディアシップで開催される新潟日報社主催「脱炭素プロジェクト」円卓会議に向けたプレ発表でした。学年の枠を超え、2年生や職員、地域指導員も観客として参観しました。

◇対話のある学び
 授業者がリードしながら教室は終始、対話が溢れています。プレ発表する生徒と参観者、1年生同士、2年生同士、授業の流れの中で授業者が即興的に対話を創り上げていました。まるでオーケストラの指揮者、プレーヤー、オーディエンスの関係のようです。
 授業は終始、受容的な雰囲気で進み、話し合い(対話)がスムーズに行われるオープン性に満ちていました。
 
◇ICT活用
 「脱炭素プロジェクト」円卓会議で使う発表資料を大型テレビに映しながらの発表でした。9月から始まったこの「脱炭素プロジェクト」の取組の中で、授業者と生徒とで時間をかけて練り上げた発表資料デジタルであることが見て取れます。
総合的な学習の時間を進める中で多くの映像やデジタルコンテンツを使用しつつ、授業の肝はデジタルではないことを理解した効果的な活用をしています。
 
◇参観の感想
・発問に対しては、じっくり考えさせる場面と即興的に即回答させる場面をうまく使い分けていました。とても効果的だと感じました。
・生徒が間違った回答や失敗をしても、それを逆にチャンスととらえ、「間違ってもいいんだよ」と生徒を勇気づけたり周りの生徒に理解させたりしていました。この授業者の姿勢がアントレプレナーシップ教育の推進に欠かせないものだと感じました。
・八重沢教諭は、理科のオーソリティです。学校評価生徒アンケートでは、全校の65.9%の生徒が理科の授業が好きだと答えています。(全教科の中でダントツの1位です)授業改善とは何か、その本質を今日の授業から垣間見ることができました。

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