7月6日 全校朝会の話「時間の貯金」
- 公開日
- 2023/07/06
- 更新日
- 2023/07/06
学校日記2023
6日の全校朝会(写真:左)では、下記のような話をしました(長文ですみません)。
1日は24時間、すべての人に平等です。校長は昔、「時間が貯金(貯時間)できたらいいなあ」とよく考えていました。やりたいことや、もうちょっと時間が欲しいというときに、貯めていた時間を使うことができればいいと思いませんか?しかし、現実には無理。ですからいかに有効に時間を使うかに、代わりに取り組みました。つまり、嫌なことから逃げないで、「早く終わらせる」のです。
作家の森博嗣さんの著書『集中力はいらない』(写真:中)のなかにこんな一節がありました。お金を貯めるよりも、時間を溜めた方がずっと生活に余裕ができる。どういうことかというと、森さんは、〆切の2週間前には原稿を書き、1週間前には自分だけの〆切を設けていたそうです。本来の〆切よりもずっと早くに原稿を書き上げているために、余裕ある生活が送れているというわけです。これは、「時間を貯金」しているといえるのではないでしょうか。〆切がある仕事があるのに、「まだまだ先だから」と気にせず遊んでしまうのは、「時間のむだづかい」にあたるのです。
今日皆さんに伝えたいことは、「時間を大切に」してほしいことです。部活動を引退した3年生、部活をしていた時間は今何をしていますか?自分の目標に向けて、貴重なその時間を使えていますか。皆さんは、もうすぐ長い夏休みを迎えます。夏休みがどうしたら有意義になるでしょうか。ぜひ、「時間の貯金」に挑戦してみて、有意義な毎日にしてください。