今日の給食・スキー汁のお話
- 公開日
- 2021/02/02
- 更新日
- 2021/02/02
お知らせ
今日から2月です。
子どもたちは、スキー練習をがんばっています!
2月1日(月)の給食
・ごはん
・サワラのごま照り焼き
・昆布あえ しょうがでカゼ予防
・スキー汁
・牛乳
オーストリアの軍人レルヒ少佐が、
新潟県上越市の金谷山で日本で初めてスキー術を伝えたとされ、
「スキー汁」は、それにちなんで上越市で受け継がれているメニューです。
明治時代、スキー訓練の時に出されたみそ汁が「スキー汁」の原点です。
材料や切り方にもそれぞれ意味があります。
大根やにんじんの「短冊切り」→スキー板
つきこんにゃく→スキーのシュプール
豆腐→雪やあられ
長ねぎとごぼうはかんじき
しいたけ→みのや笠
「スキー汁」にはさつまいもが入るのが特徴ですが、
これはレルヒ少佐が視察を行った陸軍第13師団に
鹿児島県出身者がいたからだといわれています。
また、昔は金谷山に生息していた
雉やうさぎの肉を使って、体が温まるように
脂肪分を加えていたそうですが、現在は豚肉を使っています。
スキー汁は、包丁で刻む食材がたくさんで、
調理員さんは「間に合わないかと思った〜」とおっしゃっていましたが
とってもおいしいスキー汁でした。
子どもたちも「スキー汁、おいしかった〜!!」と
ニコニコ笑顔でした!