シリーズまつのやま学園の学び 授業改善
- 公開日
- 2024/12/19
- 更新日
- 2024/12/19
できごと
今日の公開授業は4年生の国語です。
単元構想
単元名「ごんぎつね」(作者 新美南吉) この物語は、16ページ、6章からなる4年生国語の不朽の名作です。単元のゴールとなる言葉活動(子どもにその言葉を考えさせる活動)が見どころです。本時は、全13時間分の12時間目という壮大な単元構想です。長編のため写真1枚目にあるように大洋紙に物語のマップを描きながら授業を進めます。
主人公の 兵十 は、母と二人暮らしで貧しい暮らしをしている男。ごん は、ひとりぼっちの小ぎつね。前略・・・中略・・・、最後、兵十は、銃でごんを撃ち殺してしまいます。
兵十「ごん、おまえだったのか。いつもくりをくれたのは。」
兵十の最後の言葉に対して、ごんは・・ぐったりと目をつぶったまま、うなずきました。
兵十の呼びかけにうなずいた ごん と、それを見た兵十はどんな気持ちだったか考えさせます。家の中に入ろうとする ごん を見つけてから、火縄銃を取り落とすまでの兵十の変化を考えさせます。物語の中に、 ごん や兵十の気持ちを表す描写があることに気づき、兵十の気持ちの変化を読み取らせたいと考えています。
対話のある学び
授業者(担任)と子どもは常に対話をしながら授業は進んでいます。少人数の優位性を十分に生かして、学級の対話、発言、同調、反論、など様々な生きた言葉が行き交っています。
今後は、さらに小グループ、意見の違う者、同じものなどで最後の描写についてディスカッションするものと思います。子どもたちの意見交流が楽しみです。
物語の全編は、こちらをご覧ください↓
https://youtu.be/vye6CUAC_mI 小学4年生ごんぎつね を検索してください。いい物語です。