まつのやまブログ

シリーズまつのやま学園の学び 乗入れ授業

公開日
2025/05/28
更新日
2025/05/31

学園長ブログ

 当園では、いくつかの教科で、中学部の教員が小学部児童に授業を行う「乗り入れ授業」を積極的に行っています。

 乗入れ授業の利点は、専門性を生かした授業内容、中1ギャップ対応などがあげられます。また、教科の系統性を加味した連続性のある学びを実現しています。


 今日は、中学部教員によるホップ期(1~4年)の体育の授業を紹介します。

 まず、なんといっても圧倒的な指導力が目を引きます。数分の時間だけで子どもの変容は明らかで、見る見る課題にチャレンジし、笑顔で活動しています。教室になじめない子どもも一緒に汗を流す姿も見られました。これにはびっくりしました。

 この年代は、ゴールデンエイジ(神経系が大いに発達する時期で、コーディネイト能力が最も伸びる時期)と呼ばれ、運動能力の基礎を養うには最適な時期です。この時期を逃すわけにはいきませんね。

 他にも、国語、理科、外国語、図工などで乗り入れ授業を行っています。鉄は熱いうちに打て!を痛感させられます。さらに、中学部教員が授業を行うので、小学部教員は、その時間を空き時間とすることができ、学級事務や授業準備など余裕のある働き方をすうることができます。


 乗り入れ授業は、今やまつのやま学園になくてはならない教育資源になっています。