中越地区陸上大会を終えて
- 公開日
- 2025/06/16
- 更新日
- 2025/06/16
学園長ブログ
実人生は絶えず動き、変化し、その中心点、急所が移動しているものであって、その動きは集団で行うスポーツのなかでしか、練習することのできないものである。学課は人生で使うべきコマを作ることであり、スポーツこそがそのコマの運用法を準備させるものである。
実生活では、他人と組み合わさって、長所を有効に使い、短所を補い、一組の人間としてはじめて大きな能力を発揮するようになっている。何人もの人と組み合わさって、たがいに助け合い、補い合ってするスポーツは、学問と同じように大切な教育である。
これは、文学者・伊藤整氏が残した文言です。苦しくとも耐え仲間と協力する心、そして、逃げたい気持ちを封じ込めチャレンジする心、そういったことの大切さを今回の地区陸上大会に参加した子どもたちから学びました。あらためて、スポーツ、そして、部活動の素晴らしさを感じることができました。
今大会の結果、2名の子ども(女子800m、男子3000m)が、7月に行われる新潟県総合体育大会陸上大会の出場権を得ることができました。