全校道徳
- 公開日
- 2023/11/20
- 更新日
- 2023/11/20
お知らせ
20日(月)の5限に、上越教育大学教授の高橋知己先生を講師にお招きして、全校道徳を行いました。
授業のテーマは「いじめ」です。最初に具体的な場面から「本人が嫌だと感じたり、困ったりしたらそれはいじめである」と、いじめの定義を確認しました。その後、学年男女を混合にしたグループをつくり、グループごとで「いじめが発見されにくい19の要因」から、最も問題であると思われる3つを話合いで選びました。それを全体で共有し、中里中の生徒が考える、いじめを発見しづらくしている3つの要因(「加害者の要因…隠そうとする」「可視化…教師の見えないところで起こる(学校外、トイレ)」「可視化…教師の見えないところで起こる(SNSなど)」)を明確にしました。
この結果を受け、高橋先生からは「加害者がいじめを隠そうとすることが問題だと考えるならば、周りに相談するなど、中里中学校全校生徒で隠さないようにすればよいのだ」と、問題を自分たちで解決する方向性を示していただきました。そして最後に、いじめの未然防止に向けて、「生徒会などを中心に自分たちに何ができるか、対策を考え実行し、いじめを生まない雰囲気づくりを大事にしてほしい」とのお話がありました。
なお、全校道徳に関わって、4限にはタブレットを用いて学校生活アンケートも行いました。
今回の4・5限の生徒の活動の様子については、高橋先生に密着取材をしているNHK新潟放送のカメラ・取材が入り、12月中旬に放送されるとのことです。詳しい放送日程が分かりましたら、Home&Schoolで保護者の皆さんに連絡いたします。