これからも地球に優しく
- 公開日
- 2024/03/30
- 更新日
- 2024/03/30
学園長ブログ
子どもたちに学校で出るトイレットペーパーの芯や包み紙を捨てないでリサイクルしようと呼びかけて2年間が経ちました。トイレットペーパーの芯は昨日までに1112個集まりました。昨年度は430個。今年度は682個。協力してくれる子どもたちが増えてくれて嬉しいです。これまで集めたものは捨てないで内緒で取っておきました。2年間でどれほどの量が集まるか実際に子どもたちに見てもらうために。
十日町市がトイレットペーパーの芯を古紙として回収を始めたのをきっかけに、子どもたちがリサイクルの意識をもってくれたらと私が個人的に始めたものです。芯や包装紙と交換に、子どもたちには小さなステッカーをあげていました。今日も1個回収しましたので合計は1113個になりました。
私が外国で買ったハンコに以下の文面がありました。
“We have not inherited the earth from our ancestors. We are borrowing it from our children.”
直訳すると、「私たちは地球を先祖から譲り受けたのではない。未来の子どもたちから借りているのだ」。紙を燃やせば灰になります。それだけでなく、温暖化を招く二酸化炭素が排出されます。物を燃やせば燃やすほど地球の資源はなくなり、代わりに有害なものが増えていきます。たとえ煩わしくても、たとえ面倒であっても、リサイクルする姿勢を私たちはもたなくてはならないのではないでしょうか。今の子どもたちのためにも。そして、これから生まれる未来の子どもたちのためにも。
2年間、トイレットペーパーの芯を集めたことで、子どもたちの中に何らかの種をまくことができていたら嬉しいです。たくさん集めてくれた子どもたち。ありがとうございました。私はまた別の学校で細々とでもリサイクルを始めるつもりです。