少し前のトピックになります。夏休みに行われた「わたしの主張」十日町市・中魚沼地区大会に出場した当学園の９年生の主張についてです。

　今大会には、郡市中学生約1000人中、各校から選出された12名が出場しました。出場者の多くは、家族や学校生活などの身近な出来事を題材にしていました。そんな中、学園から参加した９年生の主張は、今春、春休みを利用してカナダ南西部ビクトリアに短期留学に行った時のエピソードを題材にしたものでした。多民族国家カナダで体験したことを、自分ごととしてとらえ、差別や偏見に対する自分自身の心情や考えの変化を主張しました。その主張は、他の主張とは明らかに異なり、キラリと光るものでした。

　今年は暑い夏でしたが、中学生の瑞々しい感性にふれることができ、とても清々しい気持ちになったことを忘れられません。