シリーズまつのやま学園の学び 地域とともに
- 公開日
- 2025/05/09
- 更新日
- 2025/05/09
学園長ブログ
3・4年生 まつのやまタイム(生活・総合) 地域の宝「美人林を知ろう」です。
講師は「森の学校」キョロロ学芸員 小林誠さんです。当学園開校(9年前)当時から様々な授業や行事、そして、部活動。地域とともに、学園とともに、潜在的カリキュラムを支えていただいている方です。※潜在的カリキュラムとは、主たる教育課程以外で教育活動を支える縁の下の力持ちのこと。
今日の授業で感じたことを以下に記します。
■ 自然との共生の大切さ
美人林は、人の手が加わりながらも自然の美しさを保ち続けてきた里山の象徴です。自然はただ守るものではなく、「ともに暮らし、育むもの」であるという姿勢。
■ 地域のくらしと自然のつながり
かつての農業、林業、雪国での暮らしなど、地域の人々が自然と密接に関わりながら生きてきたことを伝えることで、「自然は遠い存在ではなく、くらしの一部である」ということ。
■ 見た目だけでない「美しさ」への気づき
美人林は「美しい森」として有名ですが、単なる景観ではなく、「命の循環」「人と自然の関係」「季節の変化」を感じ取れる場でもあります。そうした“目に見えない美しさ”を子どもたちに気づかせたいということ。
■ 問いをもつことの大切さ
小林さんは、答えを教えるのではなく、「なぜ?」「どうして?」という問いを持ち続けることを大切にしています。森や地域のことを通じて、自分で考え、感じ、調べ、学ぶ力を育ててほしいと願っていると感じます。