アルペンスキー部壮行会
- 公開日
- 2018/12/03
- 更新日
- 2018/12/03
学園長ブログ
スキー競技は、最も厳しい環境で行います。選手の「心技体」が一瞬のうちに問われる競技でもあります。ここ松之山は、スキー場がありアルペンスキーのメッカです。
これまでにも多くのすばらしいアルペンスキー選手を出しています。ですから、まつのやま学園のスキー授業やスキー部の皆さんのために、地域をあげてスキーのできる環境を整えてくれています。また、アルペンもクロカンも、地域のコーチの皆さんは自分の時間を割いて選手の皆さんにおつきあいしてくれています。保護者の皆さんをはじめ、こうした多くのスキーを愛する皆さんのおかげでスキーができることにも感謝したいものです。
さて、アルペン部は、夏からの練習に加え、休日返上で様々な合宿に参加しこれから始まる大会に臨みます。
9年生の歩さんは、アルペンスキーで結果を出すために陸上をはじめ様々なことに取り組んできました。合宿や大会で他校の選手から色々なことを学んで来ていると思います。中学最後の9年生だからこそ達成しなければいけないことがあるはずです。9年生の今あるできる限りの力を出し、決して力まず、悔いのない戦いをしてください。
8年生の靖太さんは、昨シーズンが始まろうとする時に大きなけがを負ってしまいました。厳しい環境で行われる競技ですので、けがはつきものです。昨年度けがをしたことをマイナスととらえず、アルペンスキー選手として、今シーズン再スタートする気持ちで競技に臨んでください。誰と比べる必用はありません。せいたさんのスキーに心を尽くしてください。結果が不調だったり、けがをしたときこそ、選手として、人として成長する時だということを忘れず頑張ってください。8年生の選手としてやるべきことはあるはずです。
7年生の心美さん、佳奈さん、今年からまた女子が加わりたいへん嬉しいです。今季からはじまる中学部のアルペンスキー競技です。自身の目標を掲げ、その道に迷うこと無く、アルペンスキー競技に果敢に臨んでください。大会で良い結果を出すことも大切ですが、それ以上に中学部でのアルペンスキー競技を通して、心も身体も成長して欲しいと思っています。力の限り頑張ってください。
これから、地区大会、県大会、全国大会と短い期間の間に大きな大会が密集しているため、休日や祝日はもちろん、授業日も返上して練習をしなくてはいけませんが、新しい怪我だけには気をつけ、また、疲労等で体調を崩さないよう、自分の体は自分で管理してください。練習と自己管理は、競技選手に課せられている大切なことです。特に、スキー競技では、強い精神力が求められます。これは練習でしかつけることはできませんので、しっかりとお願いします。
それぞれの目標を達成できるよう、近づけるよう、まつのやま学園の代表として、そして、十日町の代表として、力の限り頑張ってきてください。全校で応援しています。