5.6年生体育科授業参観
- 公開日
- 2018/12/04
- 更新日
- 2018/12/04
学園長ブログ
第5.6年生の体育科「バスケットボール(ボール運動 ゴール型)」の授業公開がありました。この授業は県の教員養成課程によるジャンプアップ研修によるものです。
ボール運動の動きは、「ボールを持った時のボール操作の技術」と「ボールを持たない時の動き」に分けることができます。これはどのボール運動にも共通することです。ゲーム中の子どもたちの動きは、「ボールを持たない動き」が大部分を占めます。一方、ボール運動が苦手な子は、ボール操作が上手くいかないということと同時に、「どこに動けばいいか分からない」ということが挙げられます。
今日の授業にように、ボール操作の技術を学習するとともに、ボールを持たない時に、どこに動けばいいかを理解し動けるようになれば、有効なパスが出現するようになり、ゲームの質も向上してきます。
授業ではドリブル・パス等の基本的な技術の習得と同時に、ゲームを通して班別の話し合いにより「どう動けばいいか」を身につけられるようになることを証明していました。
日頃から5.6年生は、授業の約束やゲーム中のマナーも徹底されており、授業開始前の準備も手際よく行われていたことに感心しました。楽しい雰囲気の中でも、けじめのある行動や、失敗しても互いにフォローできる学級の風土が、授業の目的に近づける大きな要因でした。5.6年生の皆さん、これからも頑張ってください。