シリーズまつのやま学園の学び 地域とともに
- 公開日
- 2025/05/14
- 更新日
- 2025/05/14
学園長ブログ
春の伝統行事「山菜採り」
今日、子どもたち(5~9年生)は、保護者、地元の方々のご指導のもと、ウド、ゼンマイ、こごみ、木の芽など、山の恵みを自らの手で収穫し販売するという貴重な体験をすることができました。教職員にとっても同様の体験をすることができました。
この行事は、松之山の豊かな自然と、それを守り育んできた地域の文化・知恵を、子どもたちが体感的に学ぶ教育活動として、長年にわたり受け継がれてきたもので、旧松之山中学校時代から約半世紀続いています。単なる「体験学習」ではなく、地域社会とのつながりを再確認し、自然と人との共生のあり方も考える機会となっています。
今日の山菜採りには、知識としての「学び」だけでなく、自然への畏敬の念や、地域とともにという心を育てるという、学園の教育理念の根幹が表れています。子どもたちは、教室では得難い学びを、山という教室で得ることができたのではないでしょうか。
まつのやま学園では「地域とともにある学び」を大切にしながら、次世代を創る子どもたちが、地域を誇りに思い、自らの根を育む教育を展開してまいります。