学校日記

校長室より(6)プロの力2

公開日
2021/07/13
更新日
2021/07/13

校長から

令和元年度から村中智彦教授(上越教育大学)から指導力向上に向けてご指導をいただいています。村中教授が一人の中学部生の身体のぎこちなさを指摘されたことがありました。観察の時間はわずかしかなかったはずです。プロの力を見せつけられた気がしたのは、私だけではなかったことでしょう。子どもの言動を観察し、適切な次の一手を繰り出すことのできる力量を身に付けたいと、改めて感じました。
高校生、大学生の頃、塗装、レストラン、自動販売機の設置、大工等いろいろなアルバイトを経験しました。どこでも、仕事が速く、正確で、きれい(美しい)方々に共通していたのは、しっかり事前準備をするということでした。動き出してから、足りない物を取りに行くといったことがないのです。
これまで初任者研修を担当すると、「プロの仕事は段取り八分」と伝えてきました。村中教授風に言えば、分かる動けるための環境づくり、支援ツール作成を徹底することがプロ教師の仕事ということになるでしょうか。