教育期集会
- 公開日
- 2017/09/04
- 更新日
- 2017/09/04
学園長ブログ
月に一度「教育期集会」を行っています。ホップ期は4年生、ステップ期は7年生、ジャンプ期は9年生がリーダとなり集会を企画し進めています。小中一貫校となる前までは、小学6年生、中学3年生がそれぞれの学校のリーダーでした。1学期の学校評価で保護者から「6年生の出番がなくて可愛そう残念」「学年のかかわりが薄くなっているように思う」などの意見をいただきました。
学園では、学年・教育期・縦割り班・全校・つくし会・課外活動・部活動・校種と、学年学級の集団を基本にしながら、子どもたち一人一人が様々な集団で意図的な活動を経験することを大事にしています。これにより、これまで以上に人間関係調整能力や、自己有用感を高めることを期待するからです。すでに子どもたちは、様々な集団の中で、自分の役割や立場を考え、自ら行動できるようになってきています。中でも4年生の成長は想像以上です。
従来の小学校6年、中学校3年という6,3制で子どもや活動を見てしまうのは、これまで慣れ親しんだものの見方や考え方から抜け出すことができない大人の方が多いようです。これは私たち教職員も同様で、4月からの新しいことへの移行は子どもたちの柔軟な姿から学ぶことが多かったように思います。
今日の教育期集会では、新しい教育期縦割り班で夏休みの思い出を一人一人発表しました。新しい縦割り班で少し恥ずかしそうにしながらも、それぞれの発表を聞き入る子どもたちの表情は、私たち教職員にとっても新鮮なものでした。