奇祭「むこ投げすみ塗り」について
- 公開日
- 2019/01/15
- 更新日
- 2019/01/15
できごと
むこ投げは、江戸時代から松之山天水越に伝わる小正月行事で、昔は観音様の祭りにあたる一月十七日に行っていました。
天水越では村の娘を嫁にもらった他の村の婿が、嫁同伴で藪入りの初泊まりに来ると必ずこの洗礼をうけました。
この朝、村の若者が集まって婿を村はずれの観音堂に背負って行き、みんなでお神酒をいただいてから婿を胴上げし、四、五メートルもある崖下の雪の中へ投げ落とすという荒っぽい行事です。
この行事は嫁を追い出すことを禁じたとも言われ、また略奪結婚の名残でよそ者に村娘をとられた若者の腹いせが形を変え残ったとも言われています。現在は、松之山湯本の松之山温泉街 薬師堂にて行われています。
本日は、郷土のよさを知る、また、郷土への愛着を深める機会として、まつのやま学園の子どもと教職員で参加します。
また、一般公募により、昨年結婚した学園職員が投げられる予定です。学園みんなでこの奇祭「むこ投げすみ塗り」を楽しんできたいと思います。
むこ投げすみ塗りの詳細↓
松之山.com
http://www.matsunoyama.com/event/%e3%82%80%e3%81%93%e6%8a%95%e3%81%92%e3%81%99%e3%81%bf%e5%a1%97%e3%82%8a?instance_id=154
まんまblog
http://manma.be/wp/2017/12/24/%E3%80%90%E8%B6%8A%E5%BE%8C%E3%81%AE%E5%A5%87%E7%A5%AD%E3%80%91%E5%A9%BF%E6%8A%95%E3%81%92/#rekishi