シリーズまつのやま学園の学び 9年生理科
- 公開日
- 2024/07/23
- 更新日
- 2024/07/23
できごと
さすが9年生でした。50分間、集中力と学習意欲に満ちていました。
◇単元の構想
単元名「 遺伝 」
有性生殖では,親と異なる遺伝子の組み合わせをもつ子が生じることを,遺伝の規則性と関連づけてとらえさせ,無性生殖では,親の遺伝子をそのまま受け継ぎ,親と同じ形質が現れることを理解させることが主なねらいとなります。さらに,遺伝子は不変ではなく変化すること,遺伝子の本体がDNAであることを理解させることも重要になります。
本時は、顕性と潜性の遺伝子化があることを理解し、組み合わせによって現れる表現型に規則性があることに気付かせたいと構想しました。
◇対話のある学び
理科も他の教科同様に、少人数の優位性を生かし、常に会話・話合い・科学的な考え方が対話を通じて飛び交っています。また、授業者が子どもたちの目線で発問したり、考えさせたり、授業の大半は対話のある学びが展開されていました。
日ごろの授業者(担任)の受容的な学級経営が、教科の授業でも生かされているということは言うまでもありません。
◇ICT活用
日常的に活用していますが、本時は、活用の場面はありませんでした。また、今日のように単元によっては、教科書も使わないで、授業者自作の資料を主な教材として使うこともあるようです。
◇授業者が授業で大切にしていること
授業者と子どものやりとり、子ども同士のやりとり、どちらも大切にしています。また、子どもの理解度より、個別の対応や、十分に考える時間を設定することも大切にしているとのことでした。