まつのやまブログ

シリーズまつのやま学園の学び 授業改善

公開日
2025/07/07
更新日
2025/07/07

学園長ブログ

 今日の授業は1・2年生のまつのやまタイム(生活科)の授業です。


 「コッコ🐓ちゃん、とまり木で落ち着いて寝てほしい」 一人の子が、自分たちが飼育しているコッコちゃんにたいする気持ち(願い)を言いました。

 

 今年の低学年は、烏骨鶏(うこっけい)を飼育しています。その烏骨鶏(コッコちゃんと名付けました)が、水入れのふちにつかまっていることに気付いた授業者(担任)が、子どもたちに投げかけた発問が、「コッコちゃんは、どうして水入れのふちにちかっているのか?」でした。

 以前住んでいた鳥小屋の様子を映像で見ると、そこにはとまり木があったのに、学園の小屋には、とまり木がないということに気付きました。そこで、「コッコちゃん、とまり木で落ち着いて寝てほしい」という気持ちになったのです。 


 では、どうやってとまり木を鳥小屋の中に作ればいいのでしょうか。子どもたちの瑞々しい感性で多様な意見が出てきます。

 「かたちは、まっすぐがいい」「写真には、まっすぐなとまり木に鳥がいっぱいとまっていたよ」

 子どもたちは、今日やることや分担を自分たちで考え、話し合い、プロジェクトを前に進めようとがんばっています。授業者はその様子を少し離れた場所から見守っています・・・。


 この続きは…、果たしてどうなっていくのか。楽しみが止まりません。