まつのやまブログ

シリーズまつのやま学園の学び 授業改善

公開日
2025/07/07
更新日
2025/07/07

学園長ブログ

 先週行われた3・4年生(複式学級)の算数の授業を紹介します。


 まずは、複式学級とは、

 決められた児童生徒数に満たない場合、2つ以上の異なる学年の児童生徒が、1つの教室で一緒に学ぶ学級のことです。教師1人が、異なる学年の子どもを交互に指導したり、同時に学べる工夫をしたりします。


 授業は、3年生が「長さ」、4年生が「しりょうと整理」という異なる単元を授業者(担任)1人で教えています。複式学級のメリット、デメリットそれぞれありますが、パット見た感じで、授業者は大変だということが分かります。子どもの数は少ないながら・・・なにせ2つの授業を1つの教室で行っているのですから。


 授業の視点は、ズバリICTの効果的な活用です。子どもの考えが発展しやすいように、積極的に取り入れる。かつ誰でも使いやすい簡易的な活用をすることで、子ども同士の考えの共有し、友だちの考えを知ったり、自分の新たな考えを発展させたりしています。しかし、ICTをメインにした授業ではなく、あくまで授業のツールとしての活用を推進することが大切になることでしょう。


 複式学級の授業は、私たちも未知の部分が多くあります。今後も、研修や実践を通して授業改善に繋げていきたいと思います。