まつのやまブログ

シリーズまつのやま学園の学び 部活動vol.5

公開日
2025/11/21
更新日
2025/11/21

学園長ブログ

 ー 第5回 自然科学部 紹介 ー


 部活動再編成と時を同じくして令和2年に誕生したのが自然科学部です。他に類を見ない多彩な活動を展開してると言っても過言ではないでしょう。「いきいきわくわく科学展」3年連続(R4~R6)新潟県知事賞を受賞(最優位賞)など、大きな成果を残している部活動です。


 部員数12名、スポーツ部に次ぐ大所帯です。顧問3名。休日の部活動なし、平日週2~4回の活動をしています。ザリガニ捕獲、里山の動植物観察・調査、四季の美人林散策・調査、キョロロ展示作業体験、飼育動物の餌やり・飼育動物の清掃体験、などなど、ワクワクするような活動が子どもたちを自然科学の世界にいざないます。


 自然科学部のいちばんの特徴は、地元「森の学校」キョロロ(博物館)×学園(学校)の連携です。「博学連携」ということになります。この連携を下支えしているのが、「人×人」キョロロ所属の十日町市学芸員と学園中学部教員理科主任とのコラボです。越後松之山「森の学校」キョロロ | 十日町市立里山科学館

 博物館は、社会教育を担い、学校は、学校教育を担います。その連携により、松之山地域ならではの学びが展開されています。自然豊かなこの地で、子どもの学びのリアリティを体験できる。これは、まさにまつのやま学園の強みです。今は、子どもたちが「森の学校」キョロロに出かけ学ぶ時間が多いですが、近い将来、学園お中ににキョロロ分館(仮称)ができて、博学連携がおもしろいかたちで発展すこともあるかもしれません。(10/10小中一貫教育小規模校全国サミットシンポジウム・パネルディスカッション パネリスト提言引用)


 顧問は、松之山の自然や四季の変化を五感で体感し、部員の興味に合わせて探究することをモットーにしています。 地域×自然=学びのステージ。多くの可能性と今後の展開が楽しみな自然科学部です。